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ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON (アーマードコア6)
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総合評価 80点/100点
- ゲーム性 45/50
- ストーリー 16/20
- やりこみトロフィー 5/10
- キャラ 8/10
- BGM 1/5
- グラフィック 5/5
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概要
・アクション
・前作のVDと前々作のVをプレイしていたので注目はしていた。VDの領地戦は割と面白かったのでそれに期待していたが、今作はフリー対戦のみということであまり乗り気ではなかったが、ほかにやるゲームもないので購入。普通にオフラインプレイに見事にはまりはしたが、これ完全にダークソウル4だろ。
良かった点
- ゲーム性・・・アセンを変えて弱点を突くも良し、敵の攻撃を避けて避けて時間をかけて倒すも良し。アクションゲームに必要なことがそろっている優等生的ゲーム。
- ダメージの回復がノーモーションでできたり、再出撃が早くてストレスがなかったり、ミッション自体の再演も簡単で全体的に遊びやすい仕様になっている。ボスも特に序盤はちゃんと弱点丸出しで、様々な立ち回りを試しながら戦い方を学ぶことができる親切設計になっている。最悪クリアだけならショットガンとワーム砲という救済武器もある。
- フロムゲームには珍しくバグがほぼなかったのが驚き。
- ストーリー・・・3つルートがあるが、正直とにかく目の前の敵を倒せば進んでいくのでルート分岐だけ気を付ければ良い。皆それぞれが自分の利益のために暗躍?しつつ主人公の621を取り合う姿は面白い。
- やりこみトロフィー・・・全体的なトロフィーの獲得難易度は低く、一日あればコンプリート出来る。各ミッションSランクのために少しコツがいるが優しいほう。敵アセンのデータもあるので好きなようにやりこむことができるだろう。
- キャラ・・・前作前々作ではフレイムフライ先生や主任砲を撃ち続けてくる人くらいしか印象になかったが、今作は優しい上司ウォルターや思わせぶりなエアや気持ち悪いブルートゥや凄いんだか凄くないんだかよくわからないオールマインドや完全に鬼教官なミシガンやガチアセンのヴォルタなど個性を出してきて面白い奴らが多い。ボス敵も一目見たら忘れない造形の濃いメンツがそろっていてとても良かった。
- BGM・・・戦いの集中を邪魔しないようになってる。
- グラフィック・・・不自然な点はないしなによりバグった描写がほぼなかったのがすごい。
悪かった点
- ゲーム性・・・エアの動きがやけくそに速くカメラ外に回り込んでくるのは擁護できない。頑張って敵をカメラに捉えようとスティックを動かすとロックが外れて、諦めてロック任せにするとどんな動きをしても追いかけるというシステムが気持ち悪いし、あんなチュートリアルでゲーム内でわかるわけない。
- ストーリー・・・普通にプレイを進めるだけでは設定をしっかりと把握することが難しくて、後半のキャラの盛り上がりについて行けないことがあった。
- やりこみトロフィー・・・トロコンするためにほぼ全ミッション4周要求されるのはちょっと長くて、ボリューム的に割と満足するからトロコンしたら正直RTAくらいしかやることない。キャラデータとかも用意されてしまってるので、どうぞこれで遊んでくださいと言われるとやりこむ気にならない。
- あと初見クリアでもランク付けしてくれて良かったと思う(トロコンRTAが2時間以上速くなるため)。
- キャラ・・・ラストのイグアスだけはガチで誰?ってなった。あとは武装採掘艦レベルの大きさで、より強くて武装が大量に積まれたどでかいボスがもう一つくらい欲しかった。
- BGM・・・象徴とする音楽がいまいちピンとこない。前作のエヴァグリーンみたいに印象に残るものがあんまりない。
- グラフィック・・・文句なし。