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FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)
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総合評価 84点/100点
- ゲーム性 35/50
- ストーリー 16/20
- やりこみトロフィー 4/10
- キャラ 9/10
- BGM 10/5
- グラフィック 10/5
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概要
〇FFは1,2,4,7,8,9,10,12,14,15,とプレイしてきており、特に7,8,9は発売当時プレステで初めてまともに大作RPGをプレイしたことで、RPGというゲームを教えてもらった一番好きなシリーズの一つである。今作はPS5でのFFシリーズ待望の最新作ということで期待を膨らませてプレイし、満足いくものであった。
良かった点
- ゲーム性
- 〇過去作は一発攻撃したら終わりかキャラ代わりにコマンド操作するだけの召喚魔法だったが、実際に召喚獣を操作できるようになり、その召喚獣戦が巨大なスケールでかつかなり爽快感のある戦いになっており、やりすぎなくらいの演出に思わず笑ってしまう楽しさがある。
- 〇通常戦闘でも敵の攻撃を避けつつ攻撃し、敵の体制を崩したときに一気にこちらのスキルをぶつけることができるので大ダメージを与えるという楽しみがある。
- 〇回避ステップの無敵時間は長く連続で使えるので、そこまで難易度は高くなく、ぴょんぴょんファイガでだいたい勝てる。また、リミットブレイク中は死ぬことはないのでよけにくい攻撃はこれで強引に突破できたりできる。
- 〇武器の強化にユニークアイテムを使用するが他に使い道はないので気にせず強化でき、そのためのサブクエストはラスボス前からでも序盤に戻って進めることができる。
- ストーリー
- 〇倒すべき目標が明確に決まっておりそこに向かって突き進んでいく明快なストーリー。世界観、特にFF特有のオリジナルな専門用語は謎が多いが、たっぷりなボリュームの中で少しずつ明かされていくため置いてけぼりになることは少なくなっている。
- 〇話の中でキャラが思う疑問や行動に対して「こうすればいいじゃん」と思っていたら、ちゃんと先回りしておおよそ良い感じに進めてくれるので、ありがちな無能な仲間に対してのイライラやストレスが少ない。
- 〇また、わからない用語はすぐに確認することができるのでじっくりと世界観を広げていくことができる。
- やりこみトロフィー
- 〇2週目でも簡単になりすぎず強くなった状態で攻略でき、ファイナルファンタジーチャレンジをクリアすればほぼトロフィーはコンプリート出来る。
- キャラ
- 〇良い奴は良い、悪い奴は悪いとはっきり描かれている。
- 〇仲間は互いのために頑張れる良いやつら。
- 〇皆イケメンでビジュアルはいうことなしで、特にバハムートのドミナントであるディオン殿下が性格も戦闘もイケメン過ぎて惚れる。実際ストーリーであまり掘り下げられ(意味深)はしないが恋人らしき人が登場する。
- 〇あとは主人公クライブの弟でフェニックスのドミナントであるジョシュアも優しくて強い子。
- BGM
- 〇戦闘の進み具合に合わせてBGM盛り上がり所を持ってきてくれるシステムが特に召喚獣戦の盛り上がりを助けてくれていやが応にもテンションが上がる。
- 〇特にオーディンvsバハムート戦のときのBGMが最高。
- グラフィック
- 〇今までやったことがあるゲームの中で最も良い。
- 〇初期はモーションブラーを切ることは必須だったが、激しい動きの召喚獣戦でも全く処理落ちすることなくスムーズに描写されるので映像体験を邪魔することもない。
悪かった点
- ゲーム性
- 〇敵のHPが高く、体制を崩して一気に削ることに慣れるまでは戦闘が長く単調に感じてしまうかもしれない。召喚獣戦のQTEは負けて再戦したり、2週目のときは少しくどく感じるので集中しよう。
- 〇同じようなサブクエストが多く、特に最終決戦前に一気に世界各地のサブクエストが増えるところは少し辟易する。
- ストーリー
- 〇人の死や差別要素などが多く、全体的に暗めでかつとにかく長いので苦手な人は苦手。一気にプレイしてしまうことをおすすめする。またシリーズにしては珍しくR15要素(裸体)が良く出てくるので注意。
- やりこみトロフィー
- 〇過去作と比べると何度も周回する気にはならない。縛りプレイやミニゲームなどの遊びやワールドマップを駆け回るという自由度は少ないので、トロコンのために周回すれば満足するだろう。
- 〇武器や防具やアイテムを集めたりする楽しみも過去作ほどではない。
- キャラ
- 〇母親が邪悪。
- 〇ラスボスの最後の最後での小物感に笑ってしまう。
- BGM
- 〇文句なし。
- グラフィック
- 〇文句なし。